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ロビンフッド社がWeb3ウォレットをリリース予定、NFT需要の取り込みを画策

※この記事は 2022 年 5 月 17 日の Blockworks の記事の引用です。引用元 URL は以下です。
https://bit.ly/3Mov1Jc

自社の暗号通貨ウォレットに続き、ロビンフッド社は NFTへの対応機能を強化した新しい Web3 ウォレットを本格展開すると述べた。

同社は Web3 のアクティビティや機能性に特化した新しいデジタルウォレットの開発を計画している。
ロビンフッド(証券取引アプリ)は当初、ユーザが自分のエコシステム内で暗号通貨を保有できるようにするのみだったので、今回の開発は重要な一歩となる。

証券取引プラットフォーム、ロビンフッド社はユーザが自分たちの NFT を保管することを初めて可能にし、かつオンライン市場へのアクセスも可能にする新しいデジタル Web3 ウォレットを開発する計画だと述べた。

火曜日のプレスリリースにおいて、ロビンフッド社は新しい非管理型「ロビンフッド 3」ウォレットを利用すれば、ネットワーク手数料なしで、ユーザが自分たちの暗号通貨用公開鍵と秘密鍵を保有し、利回りを稼ぎ、さらにはNFT(非代替性トークン)を含む暗号通貨を取引または交換できるようになると述べた。また、取引にかかる手数料も発生しないと同社は言う。

火曜日にフロリダ州ウェストパームビーチで弊社(Blockworks)が開催した Permissionless イベントにおいて、ロビンフッド社の共同創設者兼 CEO を務めている Vlad Tenev 氏が講演を行った。その中で同氏は、ロビンフッド 3を開発する目的は Web3 および非管理型ウォレットなどの分散型金融(DeFi)の特徴であり、同時に「不便」かつ「煩雑」だと度々指摘される設計(design)を簡素化することだと述べた。

同氏は、ロビンフッド社ウォレットのプロモーションビデオを観客に上映する前に「暗号通貨を自己管理することによって得られるセキュリティおよびプライバシー上のメリットをすべて手にする方法があるはずです。またそのメリットは、皆さんが TradFi(従来型金融機関)商品で慣れ親しんでいる低コストでわかりやすく、モバイルファーストな設計(design)で得ることできます」と語った。

今回の開発は、以前はユーザが自分たちのロビンフッド取引口座内で暗号資産を購入および保有できるようにすることしかできなかった取引アプリにとって、重要な一歩となります。2021 年 2 月、暗号通貨への関心が高まる中、ロビンフッド社は暗号通貨間の移動が同社のプラットフォームから離れてしまうことに対して消極的であった。

同社は結果的には世間の要求に応え、同社初のデジタルウォレットのベータ版を作成したことを同年 9 月に明らかにした。このベータ版は当初、1,000 人の顧客を対象に翌年 1 月に公開する予定であったが、ベータ版を求める待機リスト登録者が多数発生し、その後 200 万人にまで膨れ上がった。

このウォレットの対応機能は現在、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、ビットコイン SV、ドージコイン、イーサー、イーサークラシック、ライトコインの 7 つの資産に限定されている。

「我々ロビンフッド社は、暗号通貨は単なる資産クラスに留まらないと信じています。当社の web3 ウォレットは誰もが簡単に自分の鍵を保有し、オープンな金融システムが提供するあらゆる機会を享受できるようにしてくれます」と、前述の Tenev 氏はプレスリリースで述べている。

同氏の声明は、暗号通貨に対するロビンフッド社のスタンスが近年変化したことを明らかにしていますが、同社の暗号通貨ウォレットに対するアプローチが二面的である理由は明らかにされなかった。

弊社がこの点についてロビンフッド社に問い合わせてみましたが、プレス時までに回答は得られなかった。

暗号通貨ウォレットの初版リリース時と同様に、ロビンフッドアプリの最新版 Web3 ウォレットは、今年の夏頃に行なわれるベータ版プログラムに参加する待機リスト登録者から利用者を選べるようになります。

また、ロビンフッド社は年末までにこの最新版をすべての顧客に正式リリースできるようにするとも述べた。

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Robinhood To Build Web3 Wallet in Bid To Capture NFT Hype
Sebastian Sinclair (Blockworks)
https://bit.ly/3Mov1Jc

 

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